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なでしこ「書」で復興チャリティー 監督&選手が座右の銘

[ 2012年4月17日 06:00 ]

愛妻の名前と座右の銘を記した自らの書を披露するなでしこジャパンの佐々木監督

 日本サッカー協会は16日、なでしこジャパンの監督、選手がそれぞれの思いを文字にした「なでしこの書」を27日から5月31日まで日本サッカーミュージアム(東京都文京区)で展示すると発表した。作品は展示後にチャリティーオークションにかけて、全作品を掲載した図録(1000円)も販売。収益を東日本大震災の被災地域の復興支援金に充てる。

 佐々木監督が選んだ言葉は「歩歩是道場(ほぼこれどうじょう)」。どんな場所であっても修行の場である、という意味の禅語だ。大学時代に出合った座右の銘を豪快に書き上げ「自画自賛だけど非常にすばらしい。書いてみたら達成感があった」とご満悦だ。

 昨年8月19日。なでしこジャパンとなでしこリーグ選抜が対戦した東日本大震災復興支援試合の際に、メンバーが好きな言葉を書にしており、今回初めて公開される。佐々木監督は展示予定のない愛妻の名前をしたためた作品も披露し「まずはこれを書かないと。覚悟を持って仕事ができますからね。新聞の裏1面に載せてください。妻も喜ぶと思います」とリップサービスしていた。

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2012年4月17日のニュース