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ルーキー京川2発デビュー!INAC神戸 開幕戦で7発圧勝

[ 2012年4月15日 14:25 ]

<INAC神戸・大阪高槻>後半、この試合2点目のゴールを決めるINAC神戸・京川(左)

なでしこリーグ第1節 INAC神戸7―0大阪高槻

(4月15日 ホームズ)
 なでしこリーグが15日に開幕し、各地で第1節の5試合が行われた。2連覇を狙うINAC神戸は、ホームで大阪高槻と対戦。今季から1部に昇格した相手を攻守で圧倒し、7―0で大勝した。

 序盤から華麗なパスワークで相手ゴールに迫る神戸は前半19分、韓国代表チ・ソヨンのゴールで先制。同31分には左サイドで得たFKを大野が直接ゴールに蹴り込み、リーグ単独トップとなる通算151得点目を挙げた。前半終了間際には、右サイドから高瀬が上げたクロスに19歳のルーキーFW京川が頭で合わせ、なでしこリーグ初ゴールを記録した。

 後半も勢いの衰えないINAC神戸は、同25分の川澄のループシュート、40分の京川の2点目などさらに3点を追加。シュート数25本と圧巻の試合内容で相手に付け入る隙を与えず完勝した。

 大阪高槻は右膝じん帯損傷から復帰したW杯優勝メンバーのFW丸山が先発したが、前半34分に退いた。

 良性発作性頭位めまい症から復帰した沢はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

 試合後、京川は「去年の大野さんや川澄さんのように、得点王争いに絡めるような活躍をしたい」と語り、川澄も「試合を重ねれば(さらに)成長できる手応えを感じる」と言う。ここに世界最優秀選手の沢も復帰すれば、鬼に金棒だ。

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