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8年ぶり首位スルリ…磐田 後半ロスタイムに痛すぎる失点

[ 2012年4月8日 06:00 ]

<磐田・仙台>後半13分、先制点を決めた磐田のMF菅沼実(右から3人目)。磐田のJ1通算1100得点となった

J1第5節 磐田2-2仙台

(4月7日 ユアスタ)
 磐田は04年6月16日以来8年ぶりの首位を目前で逃した。菅沼実、山本康のゴールで2度のリードを奪ったが、後半ロスタイムに痛すぎる失点を喫して2―2のドロー。森下監督は「うちはまだまだやることがあるというメッセージだと思う」と前を向いた。

 今季J1唯一の公式戦7試合負けなし。公式戦5勝は全て1点差と勝負強い。好調の要因は今季就任した森下監督の下、ハードなトレーニングを継続していることだ。

 2月の鹿児島合宿は夜間外出禁止。開幕後もほぼ毎日、午前と午後の2部練習を行っており、一日の練習時間は計5時間に及ぶ。また、ナイターゲームの時には試合当日も練習を行っている。前田は「(これだけ練習したから)大丈夫だろうという気持ちの面で大きい」と話した。守護神の川口が右アキレス腱断裂で長期離脱したこともあって、山田は「今はみんなが同じ方向を向いている」とチームの結束の固さを強調する。次戦14日は今季公式戦初の静岡ダービー。この勢いを持続させるためにも負けられない一戦だ。

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