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ザック監督 宮市を“いの一番”に選出 切り札として期待

[ 2012年4月7日 07:53 ]

2月のウズベキスタン戦で試合を見守るザッケローニ監督(手前)と宮市(左)

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が6日、ロンドン五輪世代のボルトンFW宮市亮(19)について、U―23代表よりもA代表の活動を優先させる見解を示した。

 ザッケローニ監督は2月29日のW杯3次予選ウズベキスタン戦で宮市を初招集。最終的に起用せずデビューはお預けとなったが、間近で観察し「長、短距離で驚異的な爆発力があり、さらに運動量もある」とその才能にあらためてほれ込んだ。

 W杯最終予選では切り札として期待しており、今回の欧州視察でも、最初にイングランドに渡り7日のボルトン―フルハム戦を視察する。多くの選択肢の中から、いの一番に宮市を選んだのも、期待の表れだ。

 「どのリーグに所属しているかは関係ない。選手のパフォーマンスが最優先だ」と指揮官。サッカーの母国イングランドで、多くのファンを魅了し続ける宮市が、サムライブルーのユニホームを着てピッチに立つ日が近づいている。

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2012年4月7日のニュース