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清武 初主将でフル出場も不完全燃焼…C大阪が今季初黒星

[ 2012年4月1日 06:00 ]

<C大阪・仙台>後半、仙台・関口(右)の厳しいチェックを受けながらも、ドリブル突破を図るC大阪・清武

J1第4節 C大阪1-2仙台

(3月31日 金鳥スタ)
 C大阪が仙台に1-2で敗れて今季初黒星を喫した。プロに入ってから初めて主将をつとめたU-23日本代表MF清武弘嗣(22)は、攻撃的MFでフル出場。前半15分の右足シュートがバーに阻まれると、後半11分にはMF柿谷のクロスから右足ボレーを放ちながら左ポストに嫌われるなど、好機を生かすことはできなかった。

 「自分たちでゲームを難しくしてしまった。勝てた試合だった」。試合前の整列には、昨年11月に誕生した第1子の真駿(しゅん)くんを抱いて登場。スタンドで家族が見守る中、後半40分には右クロスで相手のミスを誘発。FW播戸のゴールを演出する形となったが、ゲームを通して不完全燃焼の感は否めなかった。

 ただ、攻撃的な選手が次々と投入された後半には手応えを感じた様子。「(主将は)いい経験になった。後半のようなゲームができれば、負ける相手はいないんじゃないかなと思う」。ドイツ専門誌で今夏のドイツ1部・ニュルンベルク移籍が決定的と報じられたとはいえ、エースはこれからもチームの戦いだけに集中する。

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2012年4月1日のニュース