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セホーン監督 公式戦4連敗も磐田戦へ自信「慣れている」

[ 2012年3月23日 06:00 ]

G大阪の呂比須ヘッドコーチ(右)は練習後に遠藤と1対1でミーティングをする

 オーストラリアでのACLアデレード戦で完敗し、開幕から公式戦4連敗中のG大阪が22日、関空着の便で帰国。進退問題が取り沙汰されているセホーン監督は「私はもう62歳。こういうプレッシャーには慣れている。月曜日にはそういう質問がなくなるよ」と25日の磐田戦で逆境をはね返すことに自信を見せた。

 83年にサンパウロでコーチとして指導者の道を歩み始めてから30年。20クラブ以上の指揮を執ってきた大ベテラン監督は結果が出なかった時の処遇がいかに厳しいものかは理解している。帰国即行った練習の後、遠藤と“青空会談”で修正点を確認した呂比須ヘッドコーチも「批判はその通りだと思う」と現状を受け入れている。だが指揮官は「有能なスタッフがいる。フロントも信頼を寄せてくれている」と話し「記者の皆や周囲の人が言うことがエネルギーにもなる」と非難を力に変えるつもりだ。

 MF明神が左ふくらはぎ打撲で磐田戦出場は不透明。長身FW佐藤も体調不良で欠場濃厚だ。逆風が止まる兆しは見えないが、指揮官の自信の言葉を信じたい。

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2012年3月23日のニュース