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野沢 古巣に完敗も…ブーイングに負けじと鬼気迫るプレー

[ 2012年3月21日 06:00 ]

<鹿島・神戸>後半、競り合う神戸・野沢(右)と鹿島・増田

ナビスコ杯予選リーググループB 神戸0-2鹿島

(3月20日 カシマ)
 野沢が魂の入ったプレーを見せた。17日の札幌戦(ホムスタ)から先発を7人入れ替えて迎えたナビスコ杯初戦。鹿島から移籍してきたMFも回避の選択肢があったものの、自ら望んで古巣のピッチに立った。

 試合前には下品な言葉で歓迎を受け、試合中もボールを持つ度に罵声が飛ぶなか、鬼気迫る表情で元チームメートからボールを奪い、多彩なパスでチャンスメーク。移籍して初の敗戦も、「来てよかった。負けを次に生かしたいし、神戸は成長していけると思う」と充実の表情で振り返った。チームも負傷明けの吉田と高木が初出場しルーキー奥井もプロデビューを飾るなど、次節のFC東京戦(24日、ホムスタ)につながる試合となった。

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2012年3月21日のニュース