×

香川バースデー決勝弾で地元紙が「今節トップ3」評価

[ 2012年3月19日 06:00 ]

ブレーメン戦の前半8分、決勝点を決めて喜ぶドルトムントの香川(右)

ブンデスリーガ  ドルトムント1-0ブレーメン

(3月17日)
 バースデー弾を決めたドルトムントの日本代表MF香川真司(23)が、地元紙から高評価を受けた。17日のブレーメン戦にトップ下で先発すると、前半8分に23歳の誕生日を自ら祝うゴールを苦手のヘディングで押し込んで、勝利の立役者に。ドイツ全国紙ベルトは18日付で、今節(16、17日)の7試合のトップ3選手を選出。香川はシュツットガルトのFWイビセビッチに次ぐ2位に輝いた。

 昨季を上回る今季9得点目を決め、試合後は同じ誕生日のDFサンタナとともに、サポーターの前で万歳を繰り返した。「誕生日のゴール?覚えてないなぁ。誕生日にホームで試合ができてゴールも決められるなんて…。前にあれだけ人数が入っていけるのは僕たちの良さ」。誕生日のゴールは人生初。20戦連続不敗のクラブ新記録も更新し、試合後は笑顔が絶えなかった。欧州主要リーグで2桁得点をマークした日本人は、98~99年の中田英寿(ペルージャ)、06~07年の高原直泰(フランクフルト)の2人だけ。今夏にはビッグクラブへ移籍の可能性もあり、周囲の注目度も増す一方だ。

続きを表示

2012年3月19日のニュース