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宮市 ついにフル代表招集へ!ボルトンからも了承済み

[ 2012年2月18日 06:00 ]

フル代表初招集の可能性が浮上したボルトン・宮市(右)

W杯アジア3次予選 日本―ウズベキスタン

(2月29日 豊田ス)
 ボルトンのMF宮市亮が日本代表に初招集される可能性が浮上した。日本サッカー協会の原技術委員長が17日、W杯アジア3次予選ウズベキスタン戦で宮市を招集する可能性を示すレターを16日に送付し、所属先のボルトン側からも了承を得たことを明らかにした。

 鮮烈なプレミア・デビューがザッケローニ監督の目に留まった。宮市は1月にアーセナルから期限付き移籍し、11日のウィガン戦で初出場。惜しいシュートを放つなど存在感を見せると、16日の日本代表スタッフ会議では「宮市を呼ぼう!」という声で持ち切りだったという。通常、招集レターは試合15日前までに送る規則だが、原委員長は「知らんぷりして送ったら了承してくれた」と、してやったりの表情を見せた。

 日本代表は現在、攻撃陣に負傷者が続出中だ。本田(CSKAモスクワ)が右膝、清武(C大阪)が左ふくらはぎに負傷を抱え、15日には香川(ドルトムント)までもが左足首じん帯を損傷した。日本人最年少の19歳1カ月28日でプレミアデビューした宮市には攻撃の新たなオプションとして期待が膨らむ。

 原委員長は「招集レターの送付=招集ではない」と慎重だが、関係者によれば、もともとザッケローニ監督は宮市を高く評価しており、初招集の可能性は高い。実現すれば、愛知県出身の宮市にとって最高の凱旋の舞台ともなる。6月に開幕するW杯アジア最終予選前、最後の国際Aマッチデーに行われるウズベキスタン戦。若きスピードスターの今後から目が離せない。

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2012年2月18日のニュース