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帰りも散々…U―23乗り継ぎ便にトラブル発生

[ 2012年2月7日 06:00 ]

成田で報道陣に応対する関塚監督

U―23日本代表帰国

 シリアに敗れ失意のU―23日本代表が、帰国の途でも予定していた飛行機に乗れないというドタバタ劇に見舞われた。

 シリア戦が行われたアンマン(ヨルダン)からドバイ(UAE)を経由し、成田空港便と関西空港便に分かれて帰国する予定だったが、ドバイの乗り継ぎでトラブルが発生。もともと乗り継ぎ時間が1時間20分ほどとギリギリだった状況で、ドバイ到着が10分ほど遅れた。さらには到着ゲートと日本行きのゲートが空港の両極端に位置していたことも“悲劇”を招いた。DF比嘉が「かなり歩きました」と苦笑いしたように選手、スタッフは人混みをかき分けて15分ほどの小走りで向かったが、チェックイン時間には間に合わなかった。

 幸運にも、成田行きの便は機体交換で出発が40分ほど遅れたため、チェックインが可能に。スタッフは急きょ関西空港行きに乗る予定だった11人分のチケットを買い換えた。ドバイで丸一日足止めを食らう最悪の状況は回避し、関塚監督は「とりあえず成田に帰って来れてよかった。神様がチームに“一つになって戦え”と言ってくれたのかな」。トラブルを乗り越えて全員で帰国したことでチームの絆は深まったのかもしれない。

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