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磐田 森下監督 90分出場厳命「適性を見極める」

[ 2012年2月3日 11:11 ]

 磐田は3日、J2栃木と練習試合(45分×3本)を行う。対外試合は今季2戦目。Jクラブとの対戦は初めてとなるが、森下仁志監督(39)は全フィールド選手に90分出場を厳命。本番モードでアピール合戦を要求した。

 3パターンのシステムを試した1月28日の東海学園大戦に続いて“仁志イズム”全開だ。チームは離脱者が相次ぎ、きょうの試合に出場可能なフィールド選手は全24人中15人。指揮官は15人を5人ずつ3組に分けて、3本のゲームを回すと明かし「早い時期に90分を感じられるメリットはある。いろんなことを試して、選手の(ポジション)適性を見極めれば」。選手はハードワークを要求されるが、平等に出場機会を与えられてまたとないチャンスとなる。

 今季一新される最終ラインの中心として期待されるDF藤田義明(29)は「監督の目指しているサッカーを早く表現できるようになれば」と意気込む。くしくも栃木県出身。順大時代に教育実習で帰郷したときに、栃木に練習参加したといい「楽しみです」と笑顔で話した。

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2012年2月3日のニュース