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清水 小野が緊急渡米 集中治療で足首の可動息域広げる

[ 2012年2月3日 11:04 ]

 左膝内側側副じん帯を損傷した清水のMF小野伸二(32)が2日、自費で緊急渡米した。米国MLSのロサンゼルス・ギャラクシーでカイロプロテクターを務め、米国で高い評価を得ている清水俊太氏(34)に約1週間、集中的に治療を受ける。

 11日から始まる鹿児島キャンプまでに帰国、鹿児島には清水氏も帯同する予定だ。

 小野は1月26日に香港で行われたアジア・スーパー・チャレンジ杯決勝の城南一和(韓国)戦でスライディングタックルした際、左膝を負傷。昨年11月に痛め、完治してなかった箇所で、帰国後の精密検査で全治3~4週間と診断された。

 清水氏はアフシン・ゴトビ監督(47)が米国のグローバル・スクールでコーチを務めた際に指導。現役引退後、理学療法士を目指し、現在はギャラクシーのベッカムらのほか、NBA選手やハリウッド女優も治療を受けている。1月16日の始動から1週間、ゴトビ監督が清水氏を清水に招き、小野らが治療を受けたことから、今回の渡米につながった。

 ゴトビ監督は「小野のケガの根源は足首。俊太(清水氏)が足首の可動域を広げることによって、小野のキャリアも伸びると思う」。3月10日の名古屋との開幕戦で万全の状態になることはもちろん、シーズンを通してケガに強くなりそうだ。

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2012年2月3日のニュース