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感激のあまりトチった 松本・反町監督「一糸まとわぬ応援で…」

[ 2012年1月30日 12:39 ]

松本山雅の新体制発表会に出席した(左から)吉田、反町監督、久木田

 J2松本山雅は29日、長野県松本市のまつもと市民芸術館で新体制発表会を行った。反町康治新監督(47)以下、首脳陣5人と選手31人(うち新加入9人)が参加。今季の背番号や新ユニホームが発表された。

 まつもと市民芸術館の大ホールが、1階から4階バルコニー席まで緑一色に染まった。集まったサポーターは約1300人。選手が登場するたびに、スタジアムさながらのコールがこだました。

 熱狂的な歓迎を受けた反町監督は「正直驚いている。これだけの人が一糸まとわぬ応援で…」と、思わず言い間違え、「(一糸乱れずと)間違えました(笑い)。それぐらい驚いています」と、まぶしそうな表情を見せた。

 ステージでは選手全員が自己紹介を行った。9人の新加入選手もそれぞれ「僕のキレキレのドリブルを見てほしい」(MF楠瀬)、「皆さんに伝わるプレーをしたい」(DF吉田)と自己アピール。FW久木田が「東大出身なので、頭を使ってやりたい」とあいさつすると、サポーターから大きな喝采を浴びた。

 25日から本格練習を始めたチームは30日も松本市内で練習を行い、休みなしで31日から御殿場合宿に突入する。反町監督は「やるからには上のステージ(J1)を目指し、開幕までに良い形に仕上げたい」と、サポーターの前で決意を新たにしていた。

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2012年1月30日のニュース