×

ユングベリ 再来日のメド立たず…左足完治まで欧州で治療

[ 2012年1月27日 12:28 ]

ユングベリが香港入りせず、クラブ側が謝罪したと報じる現地紙

 J1清水の元スウェーデン代表MFフレドリック・ユングベリ(34)の再来日のメドが立っていないことが26日、分かった。先発した昨年12月24日の天皇杯準々決勝C大阪戦で左大腿裏を負傷し、そのまま欧州へ戻って治療。現在ユングベリとクラブで合流について調整している。ユングベリ側は完治するまでスウェーデンで治療を続けることを望み、来日の予定が固まらないのだ。

 アジア・スーパー・チャレンジ杯出場のため、チームが遠征している香港でも、ユングベリの不在が影響。22日付のサウスチャイナ・モーニングポスト紙は「清水がユングベリを見せられないことを謝った」との見出しで原靖強化部長(43)が公式会見で謝罪したことを掲載した。

 サウスチャイナの元セルビア代表で、チェルシーでもプレーしたFWマテヤ・ケジュマン(32)が今大会を最後に引退することが決まっている。香港協会の関係者は「元アーセナルのユングベリとの直接対決をファンは期待していたんだ」と、残念そう。23日の1回戦では前売り券で予約されていた約1万枚がキャンセルされ、スタジアムは空席が目立った。

 決勝で対戦した韓国Kリーグの城南一和の関係者は「2月16日の鹿児島での練習試合でユングベリと会えることを期待しているよ」とユングベリの合流は、アジア各国で注目の的となっている。

続きを表示

2012年1月27日のニュース