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橋本 古巣と決別の勝利宣言「神戸で名を残す」

[ 2012年1月22日 06:00 ]

サポーターへの新加入選手お披露目会で橋本は華麗なボールさばきを披露

神戸 新体制発表会見

 始まりの舞台がサヨナラを告げる場となる。神戸は21日、ホームズスタジアムで12年シーズンの新体制発表会見を開き、その後に新加入選手7人がサポーターにお披露目された。G大阪から移籍してきたMF橋本英郎(32)は、開幕戦(3月10日、万博)で実現する古巣との対戦について口を開き、「きっちり“決裂”できるようにしたい。勝って別れを告げられるようにしたいです」と宣言した。

 初めて身にまとったクリムゾンレッドのユニホームに違和感はあったが、気持ちはガンバブルーへの決別を決めていた。ジュニアユース時代の92年から所属した古巣では、05年の初優勝の際に陰のMVPと呼ばれるなど中心選手として活躍。しかし昨年2月に右膝じん帯を損傷し10月まで長期離脱するとシーズン中に戦力外を通告された。愛着は残る一方で、見返したい気持ちも強い。

 右膝の不安も消えた。元日本代表MFは「タイトルを獲っていないし、初めて獲った時に関わって神戸に名前を残したい」と野望を口にする。ヴィッセルに初優勝をもたらすため、まずは開幕戦で過去をきっちり清算する。

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