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沢、佐々木監督がFIFA最優秀賞 アジア勢初の快挙

[ 2012年1月10日 07:34 ]

国際サッカー連盟の世界年間最優秀選手に選ばれ、アルゼンチン代表のメッシ(右)と握手する日本代表の沢穂希選手。中央左は佐々木則夫監督

 国際サッカー連盟(FIFA)は9日、スイスのチューリヒで2011年の世界年間表彰式を行い、昨年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」主将のMF沢穂希(33)=INAC神戸=が女子最優秀選手に選出された。チームを率いる佐々木則夫監督(53)も女子の最優秀監督に選ばれ、ともにアジア勢初の快挙となった。

 沢は5年連続で受賞していたマルタ(ブラジル)と、ワンバック(米国)を抑えた。

 男子の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール」はアルゼンチン代表の24歳、メッシ(バルセロナ)が受賞した。FIFA年間最優秀選手で、3年連続は初。男子最優秀監督には昨季の欧州チャンピオンズリーグを制し、昨年12月のクラブワールドカップ(W杯)でも優勝に導いたスペイン1部リーグ、バルセロナのグアルディオラ監督が選ばれた。

 日本サッカー協会はフェアプレー賞を受賞した。東日本大震災の復興を支援や、昨年12月にクラブワールドカップ(W杯)を開催したことなどが評価された。(共同)

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