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振り袖姿で壇上に 沢「走った後くらい心臓がばくばくした」

[ 2012年1月10日 08:09 ]

国際サッカー連盟の女子世界年間最優秀選手に選ばれた日本代表の沢穂希選手

FIFA世界年間表彰式

 昨年の女子W杯ドイツ大会で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」主将のMF沢穂希(33)=INAC神戸=が女子最優秀選手に選出。アジアで初めて女子の世界年間最優秀選手に選ばれた沢は、着物姿で緊張した表情のまま喜びを表現した。

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 ―受賞の意味は。

 「日本の選手でも世界最優秀選手になれるという夢を、子どもたちに与えられたことに意味があると思う」

 ―トロフィーの重さはどのように感じたか。

 「自分が代表になってからの18年間の重みや女子サッカーを支えてくれた人、先輩たちの重みが詰まっていると思う」

 ―自信はあったか。

 「最終候補の3人に選ばれただけでも自分を褒めてあげたいと思っていたので、受賞はびっくりしているし、うれしい」

 ―着物を着てこようと思ったのは。

 「日本を代表して来たので、日本人らしくしようと思った」

 ―壇上ではさばさばした表情だった。

 「走った後くらい心臓がばくばくして、汗もすごくかいていた」

 ―今後の抱負は。

 「チームとしてロンドン(五輪)でも一番いい色のメダルを取りたい」(共同)

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2012年1月10日のニュース