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ケルン槙野 欧州残留明言から急転、浦和移籍が濃厚に!

[ 2012年1月7日 06:00 ]

10年11月7日、試合前に浦和の柏木(左)と談笑する広島時代の槙野

 欧州への残留を明言していたケルンの日本代表DF槙野智章(24)が急転、ペトロヴィッチ新監督を迎える浦和に電撃移籍することが6日、濃厚となった。複数のクラブ関係者によれば1年間の期限付き移籍で、近日中にも浦和から正式オファーが届く見込み。槙野自身も浦和への移籍に前向きだという。

 ここ数日で事態が動いた。昨年末、仙台で開催された慈善試合に参加するため来日した際も槙野は欧州でのプレー続行を明言。その後、ドイツ2部FSVフランクフルトとの交渉が大詰めを迎え、浦和へも一時は断りを入れていた。それでも、覇権奪回に向けて日本代表クラスのDFを最大の補強ポイントに挙げていた浦和は粘り強くラブコール。広島時代の恩師ペトロヴィッチ監督の存在もあり、槙野も浦和こそが新天地にふさわしいクラブと考え直した。

 浦和にとっても新年最初に届くうれしいニュースとなる。近年、低迷が続き、今オフはレスターのMF阿部、広島のFW李、清水のFW高原ら次々と代表クラスの大型補強に乗り出している。槙野は明るい性格で、チームの主軸のMF柏木とも旧知の仲。豪快なFKもあり、ゴール後のユニークなパフォーマンスでも知られる槙野の加入は、新生レッズの起爆剤となりそうだ。

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2012年1月7日のニュース