×

尚志 仲村監督“因縁の相手”に正攻法で勝負

[ 2012年1月7日 06:00 ]

笑顔で練習を見守る尚志・仲村監督(中央)

全国高校サッカー選手権準決勝 尚志―四日市中央工

(1月7日 国立)
 福島県勢初の4強入りを果たした尚志(福島)の仲村監督にとって、準決勝で対戦する四日市中央工(三重)は“因縁の相手”となる。

 習志野(千葉)出身の指揮官は選手時代、四日市中央工と3度対戦。89年度の全国選手権は2回戦で0―2、90年のインターハイ2回戦は0―0からのPK6―7で敗れた。3年だった90年度の1回戦では5―1で大勝し、最後の最後で雪辱を果たした。「勝ったときは僕が4アシストした。つなぐサッカーの習志野が、裏をかいてロングボールを蹴った。高校サッカーは作戦で勝てるというのが分かった試合」と振り返った。

 選手時代は“秘策”で大勝したが、監督としては正攻法で挑む。「チャレンジャーとして、今まで通り戦いたい」。快進撃を続ける選手を信じて真っ向から名門にぶつかる構えだ。

続きを表示

2012年1月7日のニュース