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屈辱から1年 今野「J2で学んだことも多い」

[ 2011年12月30日 09:18 ]

<FC東京・C大阪>完封勝利を飾り、祝福し合うFC東京・今野(右)とGK権田

天皇杯準決勝 FC東京1―0C大阪

(12月29日 長居)
 J2王者のFC東京がC大阪を1―0で下し、クラブ史上初の決勝進出。主将のDF今野泰幸(28)が、同じ日本代表のMF清武弘嗣(22)とのマッチアップに完勝した。
【試合結果 組み合わせ】

 昨年はJ1からの降格という屈辱を味わった。昨オフは国内外から獲得オファーが殺到したが「責任を全うしたかった」と残留を決意した。

 そして1年でJ1返り咲きを決めた。今野は「J2で学んだことも多い」と言う。内容の濃い守備が内容の濃い攻撃を生むということを意識し続け、勝つサッカーを構築した。平均失点率0・58はJ2でダントツ。天皇杯ではJ1の浦和、C大阪と対峙(たいじ)しても、その堅守は不変だった。

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