×

大黒の同点ゴールも…横浜 19大会ぶり決勝ならず

[ 2011年12月29日 19:58 ]

準決勝で敗退し、肩を落とす(右から)大黒、中村ら横浜イレブンと、抱き合って喜ぶ宮吉(奥左から2人目)、久保(同3人目)ら京都イレブン

天皇杯準決勝 横浜2-4京都

(12月29日 国立)
 後半ロスタイムに途中出場のFW大黒の同点ゴールで追い付き、J1としての執念は見せた横浜だが、内容は完敗だった。延長後半に2点を奪われて万事休す。大黒は「あれが入ったのは良かったけど、延長のヘディングが入っていれば。少し早く跳びすぎて浮いた」と、延長のクロスバーをたたいたシュートを悔やんだ。

 木村監督は「最後のところで力尽きた。頭の中が真っ白」と、19大会ぶりの決勝進出を阻まれてショックの色をにじませた。「この天皇杯を取りたかったので悔しい。でも選手は本当によく戦ってくれた。京都は勢いがあった。ピッチに立った時点でJ1もJ2も関係ない」と、相手の勢いをほめた。

 DF中沢は「個で攻めて個で守ってだから。足らないものは多々ある。無駄にしてはいけない敗戦」と来季を見据える。大きな課題を突きつけられて、横浜の今季が終わった。

続きを表示

2011年12月29日のニュース