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札幌GK高原 右アキレス腱3度目手術…全治8カ月

[ 2011年12月20日 13:09 ]

 来季J1に復帰する札幌は19日、GK高原寿康(31)が15日に東京都内で右アキレス腱の移植手術を受けていたことを発表した。高原は昨年11月23日の徳島戦(札幌ドーム)で右アキレス腱を断裂。ここまで2度の手術を受け、復帰へリハビリ中だった。「あまり状態は良くなかった」と佐川トレーナー。今回3度目の手術による全治は8カ月で、夏以降の復帰を目指す。

 チームはGK陣が危機的状況だ。曵地が「左膝外側半月板損傷及び軟骨損傷」で11月17日に手術。全治は4~5カ月で開幕までの復帰は微妙だ。残るGKはイ・ホスンと高木貴の2人。GKはフィールド選手と違い、やりくりの利かないポジションな上、高木貴も腰に爆弾を抱えている。イ・ホスンも韓国の五輪代表に選出される可能性がある。

 三上強化部長は「曵地の回復具合を見ながら、補強も考えないといけない」と明かす。今季のJリーグでは1チームGK4人体制が最多だった。5人体制となれば異例の事態だが、守護神問題がJ1残留への第1関門となった。

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2011年12月20日のニュース