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柏 悔し世界4位…ACL王者圧倒も決定力欠きPK負け

[ 2011年12月19日 06:00 ]

<柏・アルサド>後半、決定的なチャンスでシュートを外す北嶋

クラブW杯3位決定戦 柏0―0アルサド(PK3―5)

(12月18日 横浜国際)
 悔しい、悔しい4位だ。PK戦で敗れた瞬間、柏イレブンは視線を落とした。「決定的なチャンスで決定的な仕事ができなかった。それが全て」。今大会初先発のエース北嶋は敗戦の責任を背負い込んだ。

 チャンスはあった。前半39分には右CKに頭を合わせたが、GKに阻まれた。ボール支配率は57%。シュート数もアルサドの6本に対し19本と圧倒したが、MFレアンドロ・ドミンゲスが出場停止だったこともあり決め手を欠いた。

 それでも選手たちは前を向いた。21日には天皇杯4回戦名古屋戦が待つ。「この大会で違うスタイルのチームと対戦できた。貴重な新しい経験で勉強になった」とネルシーニョ監督。北嶋は「ACLチャンピオンとしてこの大会に出られればいい」。来季ACLを勝ち抜いて、この舞台に戻ってくることを誓った。

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2011年12月19日のニュース