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サントス バルサとは対照的!余裕の“フルオープン”

[ 2011年12月17日 06:00 ]

トリッキーなフェイントを見せるネイマール(右)

 余裕の“フルオープン”だ。初のトヨタ・クラブW杯制覇を狙うサントスは16日夜に川崎市内で約1時間の練習を行った。完全非公開だったバルセロナとは対照的に、報道陣に全ての練習を公開しただけでなく、スタンドもファンのために開放。パス練習でエースのブラジル代表FWネイマールが得意の足裏を使ったドリブルを披露するなど、約200人のファンは間近で“ブラジルの至宝”の技を目撃した。

 サントスは8日に来日してから非公開練習はゼロ。大会関係者が気を使って、ラマーリョ監督に「非公開にしますか?」と聞いても「公開する」とキッパリ。ブラジルでは非公開練習自体が少ないこともあるが、指揮官のチームに対する自信の表れと言えそうだ。

 ネイマール、ラマーリョ監督ともに会見場には現れなかったが、指揮官は柏戦後に「バルセロナに対しては、どのチームもボール支配率でかなわない」と冷静にコメント。サンパウロで3度、フルミネンセで1度ブラジル全国選手権を制した知将は、練習内容は明かしてもバルセロナを倒す“秘策”を必ず用意しているはずだ。

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2011年12月17日のニュース