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大津決めた!U―22日本2発!2連勝で暫定首位浮上

[ 2011年11月23日 06:00 ]

<バーレーン・日本>前半44分、先制ゴールを決め喜ぶ大津

ロンドン五輪アジア最終予選 日本2―0バーレーン

(11月22日 マナマ)
 ロンドン五輪出場を目指すU―22日本代表は22日、敵地マナマでバーレーンと対戦し、2―0で勝った。
【試合結果 ロンドン五輪アジア予選・C組日程】

 日本は前半44分、予選初先発のMF大津祐樹(21=ボルシアMG)が右CKのこぼれ球を右足で蹴り込み先制。後半22分にMF東慶悟(21=大宮)が加点した。2戦2勝で最終予選C組の暫定首位に浮上した日本は27日に東京・国立競技場でシリアと対戦する。

 雨で濡れたピッチに体を滑らせながら、大津が懸命に右足を伸ばした。0―0で迎えた前半44分、扇原の右CKに反応。GKがはじいたボールを見逃さず、ファーサイドに走り込み右アウトサイドでゴール右隅に押し込んだ。「結果を出したいと思ってプレーしていた。ゴールという凄く良い形でチームに貢献できたので良かった」。フジテレビの加藤綾子アナ似と自称する甘いルックスから白い歯がこぼれた。

 23日にマレーシア戦を控えるシリアを抜き、C組の暫定首位に浮上。27日にはホームでシリアと対戦する。大津は「久しぶりに日本に帰れる。日本でもゴールを決めたい」と力を込めた。勝てば5大会連続の五輪出場に大きく前進する試合で、次は凱旋ゴールを狙う。

 ◆大津 祐樹(おおつ・ゆうき)1990年(平2)3月24日、茨城県水戸市生まれの21歳。鹿島アントラーズノルテから成立学園高を経て、08年に柏入団。09年はJ1リーグ戦33試合に出場し6得点。今年7月にドイツ1部ボルシアMGに移籍。10月22日のアウェー・ホッフェンハイム戦でブンデスリーガデビュー。1メートル80、73キロ。

 ▼ロンドン五輪アジア最終予選 1次、2次予選を突破した12チームが参加。4チームずつ3組に分かれ、ホーム&アウェー方式のリーグ戦を行い、各組1位が本大会出場権を獲得。各組2位の3チームはプレーオフ(来年3月25~29日)を行い、勝者が大陸間プレーオフに進出。アフリカ予選4位と本大会出場権を懸けて戦う。

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2011年11月23日のニュース