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雰囲気は最高潮 柏 7度目の逆転勝ち 大谷「自信がある 焦りなかった」

[ 2011年11月20日 17:50 ]

清水―柏 後半40分、決勝ゴールを決め喜ぶ柏・レアンドロ
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J1第32節 柏2―1清水

(11月20日 アウスタ)
 今季の柏の躍進を象徴する逆転劇を生んだのは、ネルシーニョ監督の采配と、それをピッチで体現した選手たちだった。

 立ち上がりは清水に主導権を握られかけた。前半15分すぎ、指揮官は「相手の守備的MFをフリーにしすぎていた」と2トップから4―5―1に布陣を変更。さらに後半からトップ下に粘り強い守備ができる沢を投入し、相手の攻撃の起点を完全に封じた。

 今季7度目の逆転勝ち。主将の大谷は「何度も逆転してきたことで出てきた自信がある。焦りはなかった」とチームの成長を実感し、工藤は「今は負ける気がしない」と自信をみなぎらせた。

 大詰めでの5連勝と雰囲気は最高潮。次節に優勝が決まる可能性も出てきた。J2から昇格1年目となれば史上初の快挙だが、ネルシーニョ監督はあくまで冷静な対応をする。

 「(残り2試合で)名古屋、G大阪が勝とうが、われわれには影響しない。自分たちのやるべきことをこなせば、タイトルに手が届く」。

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