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北朝鮮紙が反論 W杯予選で訪日時の対応を非難

[ 2011年11月19日 22:50 ]

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」(電子版)は19日までに、日本で9月に行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)アジア3次予選の日本―北朝鮮戦で北朝鮮代表が訪日した際、徹底した監視など厳しい対応を受けたとして、日本側を非難する記事を掲載した。

 今月15日の平壌での再戦に絡み、日本代表に対する長時間の入国手続きなどが日本で批判的に取り上げられたことを受け、日本側も厳しい対応をしたと主張し反論した内容。「監獄に行ったようだった」という北朝鮮代表らの日本に対する印象も紹介した。

 記事の表題は「サッカー選手らが見た日本」で18日付。北朝鮮代表は日本滞在中、トイレに行く際にも警察の見張りを受けるなど厳重な監視下に置かれたほか、食事も十分に提供されなかったと主張。入国時には外国の商標が付いたチョコレートを没収され、出国時にも手荷物や書類のチェックが長時間行われたとしている。(共同)

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2011年11月19日のニュース