×

天国の松田さんに金星届けた!松本山雅が新潟撃破

[ 2011年11月17日 06:00 ]

<松本山雅FC・新潟>前半5分、先制ゴールを決め、イレブンから祝福を受ける多々良(左端)

天皇杯3回戦 松本山雅FC1―0新潟

(11月16日 東北電ス)
 試合終了の笛が響くと、雨でぬれたピッチの上で松本山雅イレブンが喜びを爆発させた。前半5分に奪った1点を驚異的な運動量で守りきり、新潟を破る殊勲。決勝点を挙げた多々良は「みんな一丸になって戦おうと言っていた。勝てて良かった」と胸を張った。

 激しい雨の中で後半は新潟の猛攻を受けたが、加藤監督が「ボールを奪う作業をしっかりやろう」と指示した通り、激しいプレスで対抗。8月に急逝した元日本代表、松田直樹さんの背番号3のユニホームをベンチに掲げ、チーム一丸で耐えた。4回戦では松田さんが長く所属した横浜と対戦する。試合後、背番号3のユニホームを持ち、サポーター席に向かった多々良は「次は(横浜)マリノス。松田さんが見てくれていると思うので頑張りたい」と意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2011年11月17日のニュース