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日本代表、北京で1時間半練習 14日に平壌へ

[ 2011年11月13日 20:01 ]

北朝鮮戦に向け調整する(右から)長谷部、李、安田ら

 サッカーの日本代表は14日午後にワールドカップ(W杯)アジア3次予選第5戦の北朝鮮戦(15日)のため、平壌入りする。13日は合宿地の北京で約1時間半の調整を行った。

 厳しい冷え込みの中での練習では、キックオフやスローインの場面を想定して連係を入念に確認。フル代表としては22年ぶりとなる平壌でのアウェー戦に備えた。主将の長谷部(ウォルフスブルク)は「ホームで負けられない北朝鮮は強い気持ちでくる。日本も気持ちの準備を失敗しないようにしたい」と気を引き締めた。

 日本は2試合を残して最終予選進出が決定。一方、昨年のW杯南アフリカ大会に出場した北朝鮮は敗退が決まった。3次予選の行方は決したが、北朝鮮のミサイル発射問題などで日本政府が渡航自粛や経済制裁措置を取る中での前例のない試合として注目される。

 日本は14日にチャーター機で平壌入り、試合会場の金日成競技場で公式練習、記者会見を行う予定。(共同)

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