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平壌へ外務省職員ら13人 W杯予選でサポーター対応

[ 2011年11月9日 19:41 ]

 玄葉光一郎外相は9日の記者会見で、15日に北朝鮮の平壌で行われるサッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選の日本―北朝鮮戦に備え、外務省職員ら計13人を派遣すると発表した。

 12~16日の日程で、外務省領事局の鈴木光太郎政策課長を責任者に医務官や通訳ら同省の12人と文部科学省職員1人が平壌入りし、日本人サポーターの安全確保や病気への対応、事故発生時の北朝鮮当局との折衝などに当たる。

 外務省によると、外務官僚の北朝鮮訪問は核開発をめぐる5カ国視察団の一員として入国した2007年11月以来4年ぶり。

 日本政府は06年7月から実施中の対北朝鮮経済制裁の一環で国家公務員の渡航を見合わせている。玄葉氏は「今回は邦人保護の観点から例外とすべきだ」と説明した。

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2011年11月9日のニュース