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オリヴェイラ監督に続投要請へ 5季連続タイトルを評価

[ 2011年10月30日 06:00 ]

<鹿島・浦和>自身6冠達成に両手の指を6本立てるオリヴェイラ監督

 鹿島が、今季限りで契約の切れるオズワルド・オリヴェイラ監督(60)に続投要請する方針を固めたことが29日、分かった。近日中に条件面や来季構想などの交渉を開始する。クラブ幹部は「5季連続でタイトルを獲った監督を代える理由はない。来季に向けて前向きな話し合いをしたい」と明かした。

 オリヴェイラ監督は就任1年目の07年にリーグと天皇杯の2冠を達成。07~09年には史上初のリーグ3連覇を成し遂げた。今回のナビスコ杯は自身6個目のタイトル。大迫、遠藤、柴崎ら若手を積極起用して、世代交代を進めながら結果を出した手腕に対する評価は高い。

 海外からの注目も高く、水面下では中東や母国ブラジルの複数クラブが招へいに動いている。それでも指揮官は鹿島で采配を続けることに前向きで、交渉はまとまる公算が大きい。6季目に突入すれば、00~05年に指揮したトニーニョ・セレーゾ氏と並ぶクラブ最長タイの政権となる。

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2011年10月30日のニュース