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“特別なVだもの”小笠原「やっと結果届けられた」

<鹿島・浦和>イレブンの前でトロフィーを掲げる小笠原

ナビスコ杯決勝 鹿島1―0浦和
(10月29日 国立)
 被災地を勇気づける優勝に、鹿島のMF小笠原満男(32)は感慨深げだった。「鹿島も練習できなくなったり、今年は本当にいろいろあった。個人的には震災のことが頭の中にあった。だから、特別な思いがあった」。震災を乗り越えて手にした自身12度目のタイトルは、今までで最も欲しかった勝利だった。

 3月11日の東日本大震災後、岩手県出身の小笠原は積極的に支援活動を行ってきた。だが、ピッチでは本来のプレーを見せられずに先発から外され、チームも低迷。「勝利をプレゼントしたかったが、結果が出ず、もどかしく思っていた」と振り返った。

 そんな時、被災地で詩人の相田みつを氏の「奪い合えばなくなるものも、分け合えば足り、譲り合えば余る」という言葉を知った。「サッカーも同じ。協力することが大切」と共感し、先発落ちの悔しさを押し殺し、控え選手とともに先発獲得を目指した。調子を取り戻したベテランは、決勝戦でも不動のボランチとしてピッチに立った。

 「勝っている姿を見せたかった。やっと結果を届けられたかなと思う」。この日も「東北人魂」の刺しゅうが入ったスパイクを履いてプレーした鹿島の主将は、少しだけ笑顔を見せた。

[ 2011年10月30日 06:00 ]

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