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浦和 新体制で白星!堀采配ズバリで中盤が躍動

[ 2011年10月22日 15:56 ]

<横浜・浦和>後半、決勝ゴールを決め、ガッツポーズして喜ぶ浦和・梅崎

J1第30節第1日 浦和2―1横浜

(10月22日 日産スタ)
 J1第30節第1日は22日、日産スタジアムなどで6試合を行い、浦和が2―1で横浜を下し、リーグ戦9試合ぶりの勝ち星を挙げた。

 堀孝史新監督(44)の采配が的中した。MF柏木陽介(23)とU―22日本代表MF山田直輝(21)の2人がトップ下に入る新布陣4―1―4―1が奏功。梅崎、柏木、山田直、原口の攻撃的な中盤タレントが躍動し、積極的な飛び出しで好機を演出。後半5分に原口、同16分に梅崎が得点を挙げ、5試合連続無得点のチームワーストタイ記録を止めた。

 ユース時代に堀監督の下でプレーしていた山田直は「苦しい状況で堀さんがチームを背負ってくれた。堀さんの初めての試合で絶対に勝ちたかった」と歓喜。指揮官は「あと四つ。クラブ一丸となって、残留する気持ちで戦う」と表情を引き締めた。

 前節でJ2降格圏内の16位に後退した浦和は20日、ゼリコ・ペトロビッチ監督(45)を解任。シーズン終盤での監督交代という非常事態も、待望の勝利で暫定15位に浮上し、降格圏を脱出した。

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2011年10月22日のニュース