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長友フル出場 インテルはカターニアに逆転負け

[ 2011年10月16日 08:15 ]

カターニア戦の後半、競り合うインテル・ミラノの長友(右)

 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で、日本代表DF長友佑都が所属するインテル・ミラノは15日、アウェーでカターニアに1―2で逆転負けした。長友は左DFでフル出場したが、精彩を欠くチームを勢いづける働きはできなかった。インテルは1勝1分け4敗となった。

 雨中の一戦で、インテルは前半6分にカンビアッソが先制のボレーシュートを決めたが、後半の立ち上がりに連続失点した。

 長友は攻守ともに持ち味を発揮できなかった。サイドを突破して攻めに貢献する場面はほとんどなく、守ってもマークする相手のドリブルに手を焼いた。
 
 代表戦に出場するため日本に一時帰国し、12日にイタリアに戻ったばかり。疲労の影響については「大丈夫」と否定したが、プレーには切れがなかった。

 主力のスナイデルやフォルランをけがで欠いたチームは幸先よく先制しながら逆転負け。長友もがっくりと肩を落としてピッチを引き揚げた。(共同)

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2011年10月16日のニュース