ＩＮＡＣ、スペインへＶ旅行計画！練習試合や交流も

　沢や川澄らなでしこジャパン７人を擁するＩＮＡＣ神戸の文弘宣会長（６１）が１５日、スペインへの優勝旅行計画を明かした。１６日に伊賀（三重県営）と対戦するＩＮＡＣ神戸は、最短で１０月３０日に初のリーグ優勝が決まる。それを受け、クラブのトップは「優勝したらスペインへの海外遠征を考えている。世界一の国のトップチームが来るということで歓迎してくれるようだ」。時期は１月末で、約１０日間を予定している。

　文会長によると、フランクフルト（ドイツ）が同時期にスペインでミニキャンプを張るなど、欧州の各チームが集結する。強豪クラブチームとの練習試合や交流が可能な上、日本の騒がしさから離れて休養できることも大きい。

　リーグ戦終了後、ＩＮＡＣ神戸は勝ち進めば元日の全日本女子サッカー選手権決勝まで試合が詰まっている。その後はオフに入るものの、代表組はチームの始動前に代表合宿が予定されそうで「みんなが代表選手ではないけれど、少しゆっくりできれば」と同会長は気遣う。情熱の国でのバラ色のオフを励みに、リーグ優勝へ突っ走る。