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浦和埼スタ最少1万3036人 原口“巻き返す”弾

[ 2011年9月15日 06:00 ]

<浦和・大宮>後半20分、ゴールを決める浦和・原口

ナビスコ杯2回戦第1戦 浦和2―0大宮

(9月14日 埼玉)
 浦和はホームで大宮と対戦し、2―0で先勝した。1―0の後半20分には日本代表FW原口元気(20)が2点目のゴールを決めて大宮を突き放した。また、横浜は4―0で川崎Fに快勝。清水は2―1で新潟に勝った。仙台―磐田はスコアレスドローだった。

 浦和のFW原口が公式戦4試合ぶりのゴールを決め、チームの公式戦5試合ぶり勝利に貢献した。1―0で迎えた後半20分、“長谷部2世”の呼び声が高い高卒新人MF小島が出した約50メートルのロングボールに飛び出し、右足でゴール。「顔を上げた瞬間、来ると思った。(小島)秀仁の初アシストを決められてうれしい」と声を弾ませた。

 今月のW杯アジア3次予選で日本代表に初招集されたがデビューはお預け。11日の山形戦では惨敗に涙を浮かべ、柱谷GMの電撃解任も経験した。この日は観客1万3036人とJ主催試合での埼玉スタジアム最低動員記録を更新。チームを包む暗いムードを20歳のエースが吹き飛ばした。ACLで清武が2点決めたと聞かされると「マジすか!決めるな~キヨ君。持っていかれたな~」と苦笑い。「あしたから一緒にいいプレーができたらいい」とU―22日本代表合宿に思いをはせた。

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2011年9月15日のニュース