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W杯の屈辱晴らす!イタリア攻撃サッカーで出場権獲得

[ 2011年9月8日 06:00 ]

欧州選手権予選C組 イタリア1―0スロベニア

(9月6日 フィレンツェ)
 欧州選手権予選は23試合が6日に行われ、C組のイタリアはホームでスロベニアに1―0で競り勝ち、本大会出場を決めた。I組のスペインもリヒテンシュタインを6―0で破り、6戦全勝で予選突破。本大会は来年6月8日からポーランドとウクライナで行われる。

 2試合を残して余裕の突破。イタリアのGKブッフォンは「最も楽観的な人間でもわれわれがこんなに早く本大会出場を決めるとは思わなかっただろう」と笑った。

 前回王者として迎えた昨年のW杯南アフリカ大会で1次リーグ最下位敗退。大会後に就任したプランデッリ監督は「ゼロからの出発だったよ」と振り返る。世代交代と同時にパスワーク主体の攻撃サッカーを取り入れ、伝統の堅守にテクニック重視の選手選考で攻撃力を上積み。この日は後半途中から3トップ採用で勝ちにいき、終了5分前にFWパッツィーニが決勝点を奪った。

 「最後まで勝利を目指した。勇気の勝利」と指揮官。元W杯王者が復活の足掛かりをつかんだ。

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2011年9月8日のニュース