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ラ・ウンシム要注意!佐々木監督「ビューンと来る」

[ 2011年9月8日 06:00 ]

佐々木監督が最も警戒する北朝鮮のラ・ウンシム

 なでしこジャパンと対戦する北朝鮮は、FWラ・ウンシム(23)が要注意人物だ。最終予選はまだ1得点だが、07年U―19アジア女子選手権は得点王。08年U―20女子W杯チリ大会では日本戦に出場し、熊谷、宇津木のマークを振り切って決勝ゴールを叩き込んだ。

 その試合を指揮した佐々木監督は「(チリでは)小娘たちがビューンとやられた。スピード、タクティクスもしっかりしている」と振り返った。

 最終調整に臨んだなでしこジャパンは、徹底したラ・ウンシム対策を行った。紅白戦では控え組に男性スタッフを2トップの一角に入れた。全体練習終了後にもFWにボールが入ったときのマークの仕方を確認。DF熊谷は「(ラ・ウンシムは)裏に速いしドリブルもできる。技術もあるので、ラインコントロールで駆け引きして、体を当てて自由にやらせないようにしたい」と1メートル58の相手エース封じを誓った。

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2011年9月8日のニュース