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小さくてもタフなストライカー 川澄が千金V弾!

[ 2011年9月5日 18:57 ]

オーストラリアに勝利し、声援に応える決勝ゴールの川澄。左は鮫島

ロンドン五輪アジア最終予選 日本1―0オーストラリア

(9月5日 中国・済南)
 前半から終始ボールを支配し、何度も決定機がありながらゴールを奪えないモヤモヤを振り払ったのは身長1メートル57の小柄なFW川澄の左足だった。後半17分、永里優のポストプレーからDFラインの裏に抜け出した川澄が先制ゴール。日本はその後も主導権を渡さずに1―0逃げ切った。

 川澄は初戦のタイ戦、2戦目の韓国戦とフル出場。中1日で迎えたオーストラリア戦は「疲れがあった」という。ただ、佐々木則夫監督が「オーストラリアは体が重く、助かった」と振り返ったように相手にも疲れが見える中、持ち前のスピードと豊富な運動量でチームの勝利に貢献。ロンドン五輪切符を引き寄せる値千金のゴールも決めた。

 次は中2日で北朝鮮と対戦。2勝1分けで勝ち点7と日本に次いで2位につける強豪との戦いを控えているだけに川澄は「ブロックを敷いてくる相手への攻撃が課題。決めきるところで決められなかったのは反省点」と反省も忘れなかった。

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