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吉田、後半ロスタイム劇弾!日本、苦しみながらも白星発進

[ 2011年9月2日 21:23 ]

<日本・北朝鮮>試合終了間際に決勝ゴールを決め、ガッツポーズで駆けだす吉田(左から2人目)と喜ぶ今野(左端)、ハーフナー(右端)ら日本イレブン

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選が2日に開幕し、C組の日本はさいたま市の埼玉スタジアムで北朝鮮と対戦。後半ロスタイムにDF吉田がゴールを決めて1―0で勝った。

 アジア・カップ覇者で5大会連続のW杯出場を目指す日本は3次予選から登場。この日は左膝の負傷で離脱した本田に代わってトップ下に柏木を起用。柏木の代表戦の出場は今回同様、本田が故障で欠場した1月のアジア・カップのサウジアラビア戦以来。1トップに李、左に香川、右に岡崎を配する布陣。序盤からボールを支配した日本は、時折激しい雨が降る悪コンディションの中、右サイドを中心に圧倒的に攻め込みながらも前半はゴールを奪うことができなかった。

 日本代表のザッケローニ監督は後半15分、柏木に代えて清武を投入。さらに25分には本田の離脱で追加招集したハーフナーを李に代えて入れた。それでも、なかなか得点できなかった日本だが、怒とうの攻撃を見せたロスタイム、ショートコーナーから清武が上げたクロスに吉田が頭で合わせ、ようやく先制。ホームで劇的な勝利を収め、勝ち点3を手に入れた。

 6日の第2戦ではアウェーでウズベキスタンと対戦する。

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