なでしこ　佐々木監督「凸凹なのを長さでごまかしている感じ」

練習する川澄（左から４人目）らサッカー女子日本代表イレブン

　サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選で日本は３日、中国の済南で午後７時（日本時間同８時）から第２戦の韓国戦に臨む。２日は試合会場の済南オリンピックスポーツセンターに隣接する練習場で調整し、その後は会場の芝を確認した。

　３―０で勝った１日のタイ戦に出場しなかった沢（ＩＮＡＣ）らは、セットプレーや守備ラインからの攻撃の組み立てをチェック。先発したＧＫ以外の１０人は、ランニングなどで体を動かした。　会場ではプレースキッカーを務める宮間（岡山湯郷）らが、ボールの転がり具合を入念に確かめた。佐々木監督は「芝は深い。地面が凸凹なのを長さでごまかしている感じ」と印象を語った。

　韓国は中国との初戦を０―０で引き分けた。女子の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングは日本が４位で、韓国は１６位。