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私情は置いといて 鄭大世「生意気なクソガキは卒業」

[ 2011年9月2日 07:43 ]

軽快な動きを見せる鄭大世

W杯アジア3次予選 北朝鮮―日本

(9月2日 埼玉)
 北朝鮮代表は公式練習の冒頭15分を公開。エースFW鄭大世は「引き分けでもアウェーとしてはいい結果だけど、俺は勝つ気しかない」と勝利宣言した。

 MF本田、MF中村憲の負傷離脱については「ベストメンバーでやりたかったけど」と残念そうな表情を見せたが、「私情は置いといて、勝ち点3を取りたい」と闘志を燃やした。

 埼玉スタジアムは思い出深い場所だ。まだ無名時代の朝鮮大在学中に05年W杯予選の日本―北朝鮮戦を観戦。「その試合を見て、夢を持ったし、北朝鮮代表を確信した。運命的なものを感じます」

 今回はチームリーダとしてピッチに立つ。「生意気なクソガキは卒業して、チームの成績に盛り上げる側にならないと」ときっぱり。練習前には李忠成を「点取るなよ」とけん制。「分かりました」と返されたが、李がその後ゴール宣言したことを伝え聞くと「腹の中でそんなことを言っていたか」と笑顔で話していた。

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2011年9月2日のニュース