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田中 エース代役果たした!代表初ゴール決めた!

[ 2011年9月2日 06:00 ]

<日本・タイ>後半、沢の代わりに先発した田中は華麗な動きを見せる

ロンドン五輪アジア最終予選 日本3―0タイ

(9月1日 中国・済南)
 初戦のタイ戦でターンオーバー制を導入したなでしこジャパンにあって、若手DF田中明日菜(23=INAC)が輝きを放った。温存されたMF沢穂希(32=INAC)の代役としてMF宇津木瑠実(22=モンペリエ)とダブルボランチを組み、先発フル出場。1―0で迎えた後半30分には代表初ゴールとなる貴重な追加点も右足で決め、見事エースの代役を果たした。
【試合結果 ロンドン五輪アジア予選】

 茶髪もまぶしい23歳が、温存されたエース沢の穴をきっちり埋めた。所属チームのINACでも沢の後輩にあたる田中がダブルボランチの一角で先発フル出場。代表初ゴールとなる貴重な追加点まで決め、先発デビュー戦に大輪の花を添えた。

 「(熊谷)紗希がGKのところでつぶれてくれたので私は打つだけでした。代表初ゴール?(観戦した)母の前で決められて良かった!」

 そう振り返ったのは1―0で迎えた後半30分だ。宮間の右CKにDF熊谷がゴール前でつぶれ役となり、後方に走り込んだ田中が胸でトラップしてから右足で蹴り込んだ。熊谷とは8強入りした08年U―20W杯チリ大会にともに主力として出場した間柄。長年一緒にプレーしてきた妹分の“アシスト”を喜んだ。

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2011年9月2日のニュース