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香川“歴史的”2発で韓国撃破「イメージ通り 自分らしいゴール」

[ 2011年8月11日 06:00 ]

<日本・韓国>前半35分、先制ゴールを決めユニホームの日の丸にキスする香川

キリンチャレンジ杯 日本3―0韓国

(8月10日 札幌ド)
 香川が復活の2ゴールだ。日本代表はライバル韓国に3―0で圧勝した。1月のアジア杯準決勝韓国戦で右足小指付け根を骨折したMF香川真司(22=ドルトムント)が前半35分の先制弾を含む2得点と大活躍した。
【試合結果】

 日本は韓国にホームで13年ぶりに勝ち、さらには37年ぶりに3点差以上の勝利を記録した。9月2日に開幕するW杯ブラジル大会アジア3次予選を前にザックジャパンが加速した。

 若きエースが復活の2ゴールを決めた。まずは前半35分、FW李のヒールパスをゴール前で受けたMF香川は左足でボールを浮かせて、DF2人を抜き去り、最後は右足で叩き込み先制。後半10分にはMF清武とのワンツーから再び右足で自身2点目を決めた。韓国戦で2点以上を決めた日本代表選手は釜本邦茂(日本サッカー協会顧問)に次いで2人目の快挙。「きょうの2点は気持ち良かった。イメージ通り。自分らしいゴールだった」。普段は自己評価の厳しい男がこの日ばかりは納得の表情を浮かべた。

 この日は、アジア杯で苦しんだ左MFのポジションでも輝いた。前半22分にはトップ下の本田のパスに合わせ、左サイドへ走り込み右足でダイレクトシュート。本田とのアベック弾も初めてだった。

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