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被災地・滝沢村に届けた勇気 岩清水梓 活力の元は嵐

[ 2011年7月18日 08:54 ]

米国を破り初優勝を果たし、東日本大震災の被災地に向けたメッセージの書かれた日の丸を手にする岩清水(後方中央)ら日本イレブン

DF岩清水 梓(いわしみず・あずさ)

 1メートル62、54キロ。サッカー選手としては決して大きくないが、センターバックとして体を張り、守備陣を引っ張った。決勝では延長戦終了間際に相手にタックルを仕掛けて一発退場となったが、その果敢なプレーは見るものの心に残った。

 1986年10月14日、岩手県生まれの24歳。06年になでしこデビューし、同年のアジア大会、07年W杯、08年北京五輪に出場。昨年の広州アジア大会では決勝の北朝鮮戦でVヘッドを決めて、初の金メダル獲得に貢献した。東日本大震災で被災した出身地・滝沢村には、現在も祖父母が住む。村の公式サイトには岩清水の応援ページも設けられている。同僚の川澄のブログによると“毎日DVDを見るほどの”嵐ファン。

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