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沢 ドイツ倒し初4強に 「歴史に残る一戦だった」 

[ 2011年7月10日 09:46 ]

ドイツを破り喜ぶ、沢(中央)、鮫島(左端)ら日本イレブン

女子準々決勝 日本1-0ドイツ

(7月9日 ボルフスブルク)
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は9日、ドイツのボルフスブルクで準々決勝を行い、日本代表「なでしこジャパン」は延長後半3分、FW丸山桂里奈(28)=ジェフ千葉=の決勝点で開催国の強豪ドイツ代表を1―0で破り、初めてベスト4入りした。

 日本が国際試合でドイツに勝ったのは、今回が初。13日の準決勝では10日の準々決勝、スウェーデン代表―オーストラリア代表の勝者と対戦する。日本はW杯に過去5度出場し、1995年大会でベスト8に入ったのが最高成績だった。

 ドイツは過去2度続けてW杯を制した実績があり、国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングでも日本の4位を上回る2位につけている。

 ▼佐々木則夫・日本女子代表監督の話 小さな女の子が大きなことをやってくれた。誇りに思う。ドイツの選手は体が強く、われわれの弱点を突いてきた中で、選手は我慢強く耐えながらチャンスを待って勝利に導いた。

 ▼沢穂希の話 きょうがドイツを倒す時だったのかな。ドイツの選手は重圧もあっただろうし、自分たちのサッカーができればいい戦いができると思っていた。歴史に残る一戦だったと思う。
 
 ▼丸山桂里奈の話 今までで一番思い出に残る得点になった。チームみんなで決めた点だと思う。(ゴールは)ずっとやってきた形。あのスペースしか空いていないと思っていた。(共同)

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2011年7月10日のニュース