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U―17日本 打倒ブラジルへ「王国に勝てば日本の歴史も変わる」

[ 2011年7月3日 17:00 ]

 サッカーのU―17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)で初のベスト4を狙う日本は3日午後6時(日本時間4日午前9時)、メキシコのケレタロでの準々決勝でブラジルと対戦する。日本の吉武監督は2日、記者会見して「真剣勝負の中でブラジルとできるのはうれしい。どれくらい通用するか思い切って試せる」と意気込んだ。

 日本は6月29日の決勝トーナメント1回戦のニュージーランド戦では流れるようなパスがさえ、6―0で大勝。1993年大会以来のベスト8入りを決めた。雨が多いケレタロは試合会場のピッチがぬかるんでおり、荒れている。日本は持ち味のつなぐ攻撃ができるかが鍵だろう。

 2日の練習では紅白戦に加えてブラジルのパス回しに対する守備を確認し、最後は全員がPKを蹴った。練習後には試合会場を訪れてピッチ状況を確認した。MF秋野(柏ユース)はペナルティーエリア付近から速くなる相手の攻撃を警戒しながらも「その前にボールを奪ってカウンターにつなげたい。王国に勝てば日本の歴史も変わる。絶対に勝ちたい」と力強く話した。(共同)

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2011年7月3日のニュース