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伊野波のクロアチア移籍が有力に…鹿島が容認の姿勢

[ 2011年6月28日 19:33 ]

クロアチアの強豪ハイデュク・スプリトに移籍することが有力となった鹿島のDF伊野波雅彦

 J1鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)が、クロアチアの強豪ハイデュク・スプリトに移籍することが28日、有力となった。鹿島は獲得の打診を受けており、鈴木満強化部長とこの日に面談した伊野波は「年齢的にも若くないし、ラストチャンスだと思っている」と海外挑戦を希望した。

 鹿島は伊野波との契約が今季終了まで残っているが、鈴木強化部長は「本人の気持ちを尊重したい」と移籍を容認する姿勢を示した。今後は両クラブで交渉を行う。

 ハイデュク・スプリトは国内リーグ2位で、2011~12年シーズンの欧州リーグに出場する。伊野波は「クロアチアに行って経験を積んで、次のステップを踏めれば理想的」と話した。

 宮崎県出身の伊野波は鹿児島実高、阪南大を経て06年にFC東京入りし、08年からは鹿島でプレーしている。

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2011年6月28日のニュース