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日本 ロンドン五輪へ白星発進!クウェートに先勝

[ 2011年6月19日 18:29 ]

<日本―クウェート>前半、先制ゴールを決め駆けだす清武。右は大迫

ロンドン五輪アジア2次予選第1戦 U-22日本 3-1 U-22クウェート

(6月19日 豊田スタジアム)
 サッカー男子のロンドン五輪アジア2次予選は19日、愛知県豊田市の豊田スタジアムで第1戦を行い、日本はクウェートに3―1で勝った。

 左足首捻挫の永井(名古屋)はベンチスタートとなり、先発FWには大迫(鹿島)と山崎(磐田)が入った。

 序盤から日本が攻撃を続け、前半18分に比嘉の左クロスを清武が頭で決めて先制。同37分には清武の右CKを浜田がヘディングで押し込み、後半16分にも大迫が右足で加点した。その後はやや集中力を欠き、1点を返されたのは痛かった。MF清武は1得点、1アシストと前半の全2得点に絡んだ。

 5大会連続9度目の本大会出場を目指す日本は、23日(日本時間24日未明)にクウェートで第2戦を行い、2試合合計スコアで上回ったチームがアジア最終予選に進む。

 最終予選は12チームが3組に分かれて、9月から来年3月まで争う。アジアの五輪出場枠は、アフリカとのプレーオフを含めて3・5枠。

 ▽関塚隆・U―22日本代表監督の話 ホームで勝って2点差をつけた。最低限の結果には持っていけた。相手が引いてくるだろうと思い、ボールを動かせる選手を起用した。選手は前向きなプレーをしてくれた。

 ▽シェマリ・U―22クウェート代表監督の話 日本の方が経験があったし、体力も上だった。選手は途中で集中力を失ってしまった。ただ、1点を入れたことでまだチャンスがあると思う。

 ▽清武の話 失点してしまったことに悔いが残る。もっと点を取るチャンスがあった。(第2戦へ)もう一度、気を引き締めてやりたい。

 ▽山村の話 しっかり点を取って勝てたのは、よかった。失点の部分だけ修正したい。次も勝って2次予選を突破したい。

 ▽大迫の話 勝つこと、点を取ることを考えてプレーした。もっと決められるチャンスはあった。そういうところを決めないと次に響く。

 ▽浜田の話 失点しないことを考えていたが、後半に点を取られてしまった。次のアウェーは集中してゼロで抑えたい。

 ▽東の話 ホームだったので受け身にならないようにした。うまく前でボールを取れた。1点取られたのは悔しい。(次も)いい状態でやれれば問題ない。

 ▽山崎の話 (3点目のアシストは)大迫がフリーだったので。落ち着いてパスを出せた。次も先制点が大事だし、点に絡むプレーをしたい。

 ▽権田の話 勝ってるので、そんなに悲観することはない。(失点は)崩されてではなく、自分たちのミスから。試合の入り方や90分の配分を考えないといけない。

 ▽比嘉の話 試合前から縦に行こうと決めていた。(先制点の)アシストにつながってよかった。

 ▽鈴木の話 相手が引いてきたのは予想通り。完封できればよかったが、失点はミスから。(第2戦では)修正できる。

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