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「リスク管理しっかり」鈴木 大声で最終ライン統率

[ 2011年6月19日 06:00 ]

練習を終え、ドリブルしながらクールダウンする鈴木

 センターバックで先発濃厚なU―22日本代表DF鈴木大輔(21=新潟)がクウェートの点取り屋、FWナセルを止める。「クウェートはカウンターがうまい。自分は声が大きいので後ろから声を掛けて、リスク管理をしっかりやっていきたい」。決戦を前に、気合を入れ直した。

 1日のオーストラリア戦は直前に左ふくらはぎを負傷したため離脱を強いられたが「全然大丈夫です」とコンディションも万全。得意の空中戦を制して試合を優位に進めたい考えだ。ボランチの山本も「センターFW(ナセル)に起点をつくらせないようにしたい」と徹底マークに出る。DF浜田は「ロングボールをしっかりはね返したい」と一瞬の隙も与えないことを誓った。

 相手をきっちり抑えられれば、攻撃にも弾みがつく。オーストラリア戦でエース永井の速さにあらためて衝撃を受けた鈴木は「クリアを裏まで飛ばすなど永井を生かすことを考えている」と最終ラインから前線に蹴り込むことをほのめかした。大きな声をとどろかせて最終ラインを統率し、好守で見せ場をつくる。

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2011年6月19日のニュース